periodontal treatment
歯周病治療
大切なのは予防、診断そして適切な治療
歯周病治療について
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。30歳以上の成人の約８割がかかっていると言われ、放っておくと様々な疾病の原因になります。
歯と歯肉の境目の汚れが慢性的かつ広範囲になると腫れたり、出血が見られたりします。痛みがあまりないので放っておく方が多いですが、進行すると歯を支える骨（歯槽骨）を溶かし、やがて歯が抜けてしまう原因になります。
歯磨きの良くない人に歯周病は起こりやすくなります
生活習慣改善も予防の第一歩
こんな方はご注意ください！
たばこを吸う、生活が不規則、よく噛まずに食べる、間食が多いなど、ストレスが多い方や毎日の歯磨きを十分行っていない方も要注意！年齢が若いうちから気をつけましょう！
喫煙する方
歯磨きが不十分
疲労・ストレス
間食が多い
健康な歯ぐきを維持するには規則正しい生活と毎日のブラッシングが大切です。
定期的に歯科健診をすることも大変重要になります。毎日のケアを怠ると、やがて歯ぐきが赤く腫れてきたり、出血があったりします（図２）。
これは歯周病の一歩手前、歯ブラシを念入りに、歯ぐきの境目に歯ブラシを当てて細かく振動するようにブラッシングします。さらに進行すると歯周病（図３）になります。歯がぐらつく前や初期の歯周病でしたらまた元の健康な歯ぐきに十分戻せます。
歯周病を予防することが長く健康に生活するために欠かせない事。おやっ！とお感じになったらお早めに歯科医院へご相談ください。
どんな検査を？
検査は簡単です。５分から１０分程度、お子様やご高齢の方にも負担になりません。また、検査は保険適用になりますので定期的にお受けになっても負担になりません。
歯周病と診断されても、初期の治療は、歯石除去やクリーニング、歯ブラシ指導など簡単な処置ですみます。短期間で実感できるほど改善しますので積極的に治療をお受けいただくと良いと思います。
歯ぐきの間 深さ点検
- 3mm 以下 良好
- 4〜6mm 要注意
- 6mm以上 かなり進行
出血の有無検査
- 出血なし
- 出血あり かなり進行
歯の動揺
- 0- 大変良好
- 1- 良好
- 2- 注意
- 3- かなり進行
